こんにちは!
大豆イソフラボンが注目され、美容と健康のために豆乳を飲んでいる人は多いと思います。
しかし豆乳はきちんと選ばないと美容と健康どころか、美容や健康を害する飲料に変わってしまいます。
そこで今回は、今さらですが本当の豆乳の選び方についてまとめました。
豆乳飲料の分類
まず現在市販されている豆乳は、無調製豆乳、調製豆乳、豆乳飲料の三つに分類されます。
無調製豆乳とは、その名の通り大豆のみで、味の調整などが何も行われていないピュアな豆乳のことを指します。
それに対し調製豆乳とは、豆乳に甘味料や油脂、香料などを加え、飲みやすくしたもののことをいいます。
豆乳飲料とは、豆乳に甘味料や油脂の他、果汁やコーヒー、紅茶のエキスを加えたデザートのような飲み物のことを指します。バナナ味やココア味など、様々なフレーバーの商品が店頭に並んでいますよね。
ここまで書けば分かってもらえた方もいるでしょうが、この中で問題なのは調製豆乳と豆乳飲料です。
今回は調製豆乳を例にとり、日本で豆乳を販売している大手三社の成分表を比較してみます。
調製豆乳成分表
A社=大豆、砂糖、米油、塩、乳酸カルシウム、乳化剤、カラギナン、香料
B社=大豆、水あめ、塩、トレハロース、乳酸カルシウム、カラギナン
C社=大豆、糖類(水あめ、砂糖)、塩、カラギナン
これを見ると、大豆というより砂糖と油と添加物を飲んでいる感じですね。
このようなものを飲んでいては健康どころか、逆に病気へとまっしぐらになってしまいそうです。
A社が一番マズイですね。他の会社に比べて、油脂も乳化剤も香料も無駄に添加されています。
しかしA社が豆乳メーカーでは最も有名で、最もシェアがあるメーカーです。
さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、三社の調製豆乳に共通して含有されているモノの中に聞き慣れないモノがありますね。
「カラギナン」という添加物。これは一体何なのでしょうか?
カラギナンとは
紅藻から取れる食品添加物で、ゲル状になりやすい性質があるためゲル化剤、増粘剤、安定剤などとして広く使われています。
別名アイリッシュモスとも呼ばれています。
アイリッシュモスと言えば、ローフーディストにとっては有名な食材です。
ドリンクやスイーツなど様々なローフードに使われます。
しかしこのアイリッシュモス(カラギナン)は、そこまで良い食品とは言えないようです。
消化管の潰瘍を引き起こす恐れがあること、特に子供において危険が増すようです。
動物実験ですので人間への影響は定かではありませんが、発ガンを引き起こす作用もあるようです。
また、MSG(グルタミン酸ナトリウム)が含まれているので、脳機能障害などを引き起こす可能性もあります。
ローフーディストにとっては残念な情報です。
アイリッシュモスを入れると、ドリンクなどはまろやかになり美味しくなりますからね。
欧米のオーガニックスーパーでも、加工食品に普通に含有されています。
特にアーモンドミルクには、オーガニックであってもほぼ100%入っています。
現在の日本の豆乳事情の問題点は、調製豆乳=豆乳と誤解され、最もポピュラーになっていることでしょう。
日本で豆乳といったら、鳩のマークの黄緑のパッケージを真っ先にイメージする方が多いんじゃないかなあと思います。
実際ボクも7年前に牛乳を断ってから、この鳩マークの調製豆乳を豆乳と思い込んで一ヶ月ほど飲んでいました笑
豆乳を購入する際は、調製豆乳や豆乳飲料ではなく、無調製豆乳を選んでください。それこそが真の豆乳です。
オススメはこちらです。
この商品はどこのスーパーでも置いてあるのでご存知の方も多いと思います。
有機の無調整豆乳で大豆独特の臭みもなく飲みやすいです。
料理やドリンク、お菓子作りに多用しています。
オーガニックなのにリーズナブルなのが良いです。
味や臭みが苦手で無調製豆乳を敬遠している方も、調製豆乳を購入するのでなく、無調製豆乳に自分で甘味料を足したりして飲んでみてください。
また豆乳はメーカーによって味が違うので、いろいろな商品を試してみて自分にあった商品を見つけてみてください。
参考になれば幸いです。
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大地宅配