こんにちは!
日本は東西南北に長いので、地域によって様々な食文化があります。
醤油に関しても同様で、関東地方では濃口醤油が主流ですが、関西ではうすくちとなります。
さらに面白いのは、九州地方ではこれらのしょうゆとは別にうまくち醤油なるものが存在します。
このうまくち醤油とは一体何なのでしょうか。
うまくちしょうゆとは?
九州から中国地方を中心に広く親しまれている醤油です。
さしみ醤油とも言われることもあります。
九州が中心なんですが、山口県など九州に近い中国地方でも浸透しています。
山口県のとあるローカルスーパーを訪れた際、醤油の陳列棚の9割はうまくち醤油でした。
このように、醤油棚の主役はうまくち醤油です。
関東で使われる濃口醤油は1種類しかありませんでした。
いかに九州・中国地方の方が重宝しているかが分かります。
うまくちしょうゆの特徴
何と言っても、甘いです!
醤油なのに甘いんです。
関東の方からしたら信じられない感じですね。
そして、この甘さというのが何からくるものなのかが今回のポイントです。
うまくち醤油の危険性
醤油は基本的に大豆・小麦・塩で作れます。
しかしこの3つの材料では甘さを出せるものがありません。
そこでうまくち醤油では何を使っているかというと、アミノ酸液、砂糖、果糖ブドウ糖液糖、甘味料などです。
砂糖が美と健康に良くないというのは誰もが分かっていることです。
果糖ブドウ糖液糖は砂糖よりもさらにNGです。(恐怖の果糖ブドウ糖液糖とは?)
甘味料はステビア、甘草などが使われることが多いですが、メーカーによっては非常に毒性の強いサッカリンNaが使われることもあるので要注意です。
その他にも、丸大豆が使われることはほとんどなく、脱脂加工大豆が使われます。
添加物の使用も非常に多く、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、さらには保存料としてパラオキシ安息香酸が使われている商品も結構あります。
このように美容と健康に良くないものや添加物を使用して作られているのが、うまくち醤油です。
地域によって食べ物に違いがあることは良いことですが、うまくち醤油に関してはお世辞にも良いとは言えませんね。
美味しくて健康によい本物の醤油の選び方についてはこちらをご覧下さい。
以上、九州地方で主に使われているうまくち醤油について見ていきました。
九州・中国地方在住の方や旅行に行かれる方は注意してみてください。
参考になれば幸いです★