こんにちは!
最近では若者のお酒離れが叫ばれていて、ビールや酒、ウイスキーの消費量が減っているようです。
しかし、何故かワインの消費量は延びているようです。
食生活がさらに欧米化というか国際化し、お酒の中では健康的なイメージがあり、ラグジュアリー感もあるワインが、幅広い世代の心を掴んでいるんだと思います。
ワインというと昔はフランスやイタリアなどの南欧諸国産が中心でしたが、現在ではチリやオーストラリア、ブラジルなど様々な国のワインがお店に並んでいます。
日本でも甲州ワインを筆頭に世界で戦えるレベルのワインが育ってきています。
個人的にもワインを適量飲むことはポリフェノールも摂取でき、美容的には良いと思っているのですが、一つ問題があります。
それが酸化防止剤(亜硫酸塩)です。
市販のワインの大部分に添加されており、輸入ワインに至ってはほぼ100%添加されています。
そもそもこの亜硫酸塩とは何なのでしょうか?
酸化防止剤(亜硫酸塩)を使用する目的
まずはその名の通り、酸化を防止する役割があります。
そして発酵の進み過ぎを防止します。
また雑菌を消毒する作用もあります。
このように亜硫酸塩はワイン造りにおける様々な役割を担っています。
亜硫酸塩とは?
実は亜硫酸塩にはいくつかの種類があります。
二酸化硫黄、亜硫酸Na、次亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Na、ピロ亜硫酸Kがあり、どれを使っても「亜硫酸塩」の表示でよいようです。
ワインに使われている亜硫酸塩は?
多くのワインでは二酸化硫黄が使用されているようです。
この二酸化硫黄というのが厄介でして、ラットを使った実験では二酸化硫黄を微量に含んだ水を飲ませたところ、ビタミンB1欠乏や成長抑制が認められています。
人間の実験でないから大丈夫!というわけでもありません。
厚生労働省はワインに使う亜硫酸塩を0,035%以下にするよう規制しています。
規制するということは、何かしらの影響があるということです。
また二酸化硫黄は火山ガスにも含まれているれっきとした有毒ガスなので、少なくとも身体に良い影響はないと思われます。
「ワインを飲むと頭痛がする」という方は亜硫酸塩の影響が強いと考えられています。

このように酸化防止剤(亜硫酸塩)は身体に悪影響を及ぼしかねない添加物ですので、美容や健康に気を使う方は控えた方が良いと思います。
それでもやっぱりワインは飲みたい!という方は、輸入ワインではなく日本のメーカーが出している酸化防止剤無添加ワインを飲みましょう。
酸化防止剤無添加ワインというと、以前は大手企業の比較的お値段安めのワインが多かったですが、現在では様々なメーカーが製造しています。
値段もピンキリなので、自分の好みにあったワインを探すのが楽しいと思います。
以前も紹介しましたが、個人的にはこちらの商品が安いのに味わい深いので、普段飲みや料理の際重宝しています。
この商品は比較的どこのスーパーでもあると思うので、見つけやすいと思います。
以上亜硫酸塩について見ていきました。
これからのワインライフの道しるべとなれば幸いです★