こんにちは!
バルセロナには「市場」と呼ばれている有名なスポットが二か所あります。
一つはガイドブックにも必ず取り上げられ、バルセロナの人気観光スポットトップ3に常に顔を出すサンジョセップ市場。
地元ではボケリア市場と呼ばれています。
もう一つは外観が斬新なサンタカタリーナ市場です。
今回はバルセロナにあるこの二つの市場について、特徴や本当に行くべき市場はどちらかについて解説します。
サンジョセップ市場(ボケリア市場)
まずはサクラダファミリア、ピカソ美術館と並んで多くの人が観光プランに組み入れているであろうサンジョセップ市場についてです。
この市場の特徴は何と言っても立地が最高な点につきます。
バルセロナで最も栄えている通り、ランブラス通りにあります。
入り口付近はいつも多くの観光客で賑わっています。
市場内には野菜やフルーツはもちろんのこと、ワインやパン、スイーツなど様々な食品を売るお店が軒を連ねています。
そして特筆すべきはレイアウトです。
各お店の商品の見せ方が非常にうまく、フォトジェニックな風景がそこかしこにあります。
食が好きな方やカメラが好きな方には最高の場所でしょう。
しかし、サンジョセップ市場は完全に観光客向けの高級デパ地下のような存在になっており、本当の意味での市場の面影は微塵もありません。
商品の値段も高いですし、フルーツジュースに至ってはボクが見た限り全ての店が作り置きで、その場で絞ってくれそうな店はありませんでした。
当然、地元の方は全く見かけません。
これはマドリードのサンミゲル市場やリスボンのリベイラ市場など、昨今の多くのヨーロッパの市場で言えることでもあります。
写真を撮りに行くなら良いですが、本当の意味での市場を求める方には行く価値はないでしょう。
因みに営業時間は8:00〜20:30です。
日曜日は休みです。
サンジョセップ市場(ボケリア市場)の場所
サンタカタリーナ市場
次に紹介するのはサンタカタリーナ市場です。
こちらは外観が非常に印象的です。
このように屋根が波のようなフォルムで、色合いも非常にアーティスティックです。
有名な建築家の方が設計されたようです。
こちらが市場内です。
こちらも市場と言っても中は清潔です。
午前中に訪れたので、人は多くありませんでした。
ここら辺はスペイン時間ですね笑
こちらの特徴はローカル感がまだ残っていることです。
観光客ももちろんいますが、地元の方も多く利用しています。
肉屋や八百屋、薬局、パン屋、カフェなど様々なお店が出店しています。
アンチョビの量り売りの店など面白いお店もあります。
観光客向けではないので、地元の方が生活のために利用している感が強いです。
ディープな市場、とまではいきませんが、本当の意味での市場を求める方はボケリア市場より、サンタカタリーナ市場の方が面白いと思います。
営業時間は火木金が7:30〜20:30、月水土が7:30〜15:30です。
日曜日は休みです。
サンタカタリーナ市場の場所
以上、バルセロナの二大市場についてお伝えしました。
おしゃれな観光スポットを求めるならばサンジョセップ市場(ボケリア市場)、本当の市場の感覚を求めるならばサンタカタリーナ市場、といった具合に使い分けると良いかと思います。
これから行かれる方の参考になれば幸いです。