こんにちは!

ミルクパンやソースパンやお鍋など、とにかくオシャレで機能性も良いことから人気のホウロウ(琺瑯)製品。
これから購入してみたいという方も多いと思います。
ただホーロー製品はガラス質であるため、ステンレスなど他の材質に比べてお手入れや取り扱いに少々コツがいります。
「つけおき洗いをしない」や「金属タワシやクレンザーを使用しない」などいろいろとありますが、その中で特に注意すべきなのは、炒め物や煎りものに使用するなということです。
この項目はどの会社の製品にもほとんどと言っていいほど記載されています。
しかし、例えばミルクパンをただお湯を沸かすだけやミルクティーを作るだけの鍋にしておくのはもったいなさすぎますよね。
時には油を使ったソースを作ったり、軽く炒めた玉ねぎを使ったスープなども作りたいものです。
今回はホーロー製品の炒め物を中心とした取り扱い方についてお伝えします。
ホーロー(琺瑯)製品で炒め物はNG?
先ほど多くの会社の琺瑯製品に炒め物や煎りものでの使用を禁止する注意書きが書かれていると説明しました。
基本的に安価なホーロー鍋やミルクパンなどにはほぼこの但し書きが書かれています。
私はホウロウ製のミルクパンを購入するにあたり、ドリンクを作る以外に油を使ったソースなども作りたかったため、この但し書きがないホウロウ製ミルクパンを探していました。
低価格帯のミルクパンは全滅だったので、若干値段の張る老舗メーカーのミルクパンを購入することにしました。
私が購入したミルクパンはこちらです。
このミルクパンにはネット上の注意書きには炒め物や煎りものに使用できませんという記載がなかったので、購入してみました。
しかし、商品とともに送られてきた取扱説明書にはしっかりと煎りものや炒め物には使用しないでくださいと記載されていました。
正直がっかりしましたが、その他の注意書きに興味深い内容が書かれていました。
油の使用はOK?
記載されていた内容は、
天ぷらや揚げ物等で使用する場合、鍋のフチまで油を入れるのは避けてください。油の量は鍋の半分以下を目安にしてください。
とのことでした。
要するに、ホウロウ製品で油を使用するのは別に問題ないということです。
炒め物に使用するなというのは油がいけないのではなく、空焚きになるのが問題だということです。
実際にその他の注意書きに、空焚きは絶対にしないでくださいと記載があります。
よって、空焚きにならないような炒め方であれば大きな問題にはならないということでしょう。
しかし、空焚きにならないように使うためには必然的に油を多めに使わなくてはいけなくなるので、健康面でいうとマイナスかもしれません。
煎りものは空焚きになる可能性が非常に高いので、控えた方が無難でしょう。
まとめ
ホーロー製品に油を使うのは問題ありません。
炒め物で使用する際には空焚きにならないよう油を多めに使うなどの工夫が必要です。
油を多めに使うソース作りなどには良いかと思います。
以上ホーロー製品の使い方を炒め物を中心にお伝えしました。
参考になれば幸いです。