こんにちは!
前回野菜やフルーツを皮ごと食べる3つのメリットについて書きましたが、どうしても皮をむいたり、ヘタを取ったりしなければいけない野菜もあります。
玉ねぎやにんにくの皮や、トマトやナスのヘタなどはさすがに取らないと料理ができないと思います。
しかし、これら野菜のくずたちをそのままゴミ箱に捨ててしまうのはもったいないです!
今回は野菜の残りカスを使ってベジブロス(野菜のだし汁)を作る方法と使わない方が良い野菜(果物)、使うと美味しくなる料理についてお伝えします。
ベジブロス(野菜のだし汁)の作り方
まず、べジブロスとはベジタブルブロスの略です。
ベジタブル(野菜)+ブロス(だし汁)という意味です。
作り方はいたって簡単です。
まずは野菜の皮やくずが出たらビニール袋などに入れて保管しておきます。
基本的にどんな野菜でも構いません。
ナスのヘタやにんにくの皮など何でも大丈夫です。
特に玉ねぎの皮は非常に良い出汁が出るので、必ず取っておいてください。
あとはセロリやネギの切れ端など香味野菜が入ると深みが増します。
玉ねぎやにんにくの皮などは常温で置いておいても平気なのですが、その他のカスは腐るのでまとめて冷蔵庫に保存しておくのがベストです。
ある程度くずが溜まったら、しっかりと洗います。
洗ったら野菜くずを鍋に移し、水をひたひたになるくらい入れます。
ボクはいつも玉ねぎ2個分の皮とその他のくず少々で、水1リットルくらいで作っています。
もちろん、野菜くずの重量と水の量によって出汁の濃さが変わってくるので、好みの配分を探してみてください。
火にかけて沸騰したら弱火にして5分くらい煮立たせます。
その後火を止めて、30分くらいおいたら出来上がりです!
粗熱が取れたらビンに移して冷蔵庫で保存します。
4,5日は持ちますが、早めに使い切るに越したことはありません。
このように綺麗な琥珀色のベジブロスが出来上がります。
これはひとえに玉ねぎの皮によるところが大きいです。
玉ねぎがないと色がもう少し薄くなります。
べジブロスに使わない方が良い野菜(果物)
基本的にどんな野菜を入れても良いのですが、柑橘類だけは入れないほうが良いです。
ボクは一度レモンの皮を入れて作ったことがありますが、微妙すぎるベジブロスが出来上がりました笑
レモンの皮をベジブロスに入れようなんて考える方は少ないと思いますが、一応注意してください。
ベジブロスが活躍する料理
野菜のだし汁なので、やはりスープ系に最も威力を発揮します。
ミネストローネなどの洋風スープはもちろんのこと、味噌汁に使ってもグッドです。
ボクが最も使うのはカレーやパエリアを作るときです。
水の代わりにベジブロスを使います。
あとは、シチューなどでも使うと美味しくなりそうです。
近年耳にすることが多くなった美と健康の重要ワード・フィトケミカルですが、実は野菜の皮にも豊富に含まれています。
それらを余すことなく摂取することができるベジブロスは美容にもよく、料理も美味しくなるというまさに一石二鳥のアイテムです。
さらに詳しく学びたい方はこちらの書籍がオススメです。
まだ作ったことがない方は試してみてください。
参考になれば幸いです。