こんにちは!
男女を問わず幅広い世代に人気のランニング。
なんと日本のランニング人口は推計で1000万人とも言われています。
人気の理由は何と言っても手軽さでしょう。
ランニングシューズさえあれば身体一つで始められ、お金もかかりません。
よって健康のためにランニングを始める方もたくさんいらっしゃるかと思います。
しかし、ランニングは本当に体によい運動なのでしょうか?
実は、一概にそうとは言えないんです。
なぜランニングは健康に良くないのか?
ランニングを行う際、どこを走りますか?
ほとんどの方はアスファルトの道路を走っているのではないかと思います。
実はこのアスファルトの道路が良くないんです。
ランニングの際、下半身、特に膝には非常に強い衝撃が加わっています。
多くのランニングシューズは衝撃吸収を強く謳っているものが多いと思いますが、
それだけランニングの際に膝にかかる負担は大きいということです。
膝関節というのは数ある関節の中でも非常に不安定な関節でして、デリケートな関節です。
よって適切にケアしないと後々重大なケガを引き起こします。
膝を構成している部位には一度傷つけると一生治らない部位もあります。
短時間であれば良いかもしれませんが、ランニングなどの有酸素運動は30分以上継続して行わないとあまり効果がありません。
アスファルトでの長時間のランニングはそのデリケートな膝への負担が大き過ぎます。
よって健康のためにランニングをするというのはかなり的外れです。
僕たち理学療法士はもちろん状況によりますが、基本的に患者さんにランニングを推奨ことはありません。
もしランニングを推奨してきたらその理学療法士を疑った方がいいかもしれません笑
しかしランニングが健康に良い方に作用する状況も無くはないです。
ランニングが健康に良い運動となる条件
一つは芝生で走る場合です。
芝生であればアスファルトに比べ衝撃が弱いので、ランニングを行っても膝への負担は軽減されると思います。
日本ではなかなか難しいでしょうが^^;
それかビーチでも良いですね。
こちらの方が現実的かもしれません。
二つ目はランニングが人生の目標や生き甲斐になっている場合です。
サブ4を目指しているとか、3ヶ月後のマラソン大会に向けて頑張るなどという様に、走ることが目標や生き甲斐になっている方は続けるべきです。
身体の健康には良くありませんが、心の健康には非常にプラスに働いているはずです。
では健康に良い運動は
身体の健康のことを考えるならば、ランニングではなくウォーキングの方が良いです。
ウォーキングであればアスファルトでも行えますし、30分以上継続して行うことも容易ですよね?
家族や友人などと一緒に行えば1時間くらいあっという間に過ぎてしまうと思います。
以上ランニングについてお伝えしましたが、人によって個人差もあると思うので、自己と対話をしながら自分にあった運動を行ってみて下さい。
参考になれば幸いです★