こんにちは!
先日老けない体を作るためのオイルの選び方について書きました。
しかしオイルにはオリーブオイルやキャノーラ油、ごま油などいろんな種類がありますよね?
これらは風味なども異なりますが、違う植物なので成分などももちろん異ってきます。
今回は若さと健康を保つためには、具体的にどんな油を摂ったら良いのかを説明します。
まず、油(オイル)は摂らなければ摂らない方がいいというわけではありません。
油は細胞膜、ホルモンの原料でもあるからです。
オイルが不足すると、肌のトラブルや皮膚の乾燥、抜け毛などの外見的な問題から、免疫や内分泌、体温調節などホルモン関係の病気になりやすくなるなどの障害が起きてきます。
良い油をとることは、美容にも健康にも非常に重要なポイントです。
脂肪には必須脂肪酸と呼ばれている、人間が生きていくために絶対必要な脂肪があります。
それがオメガ3とかオメガ6とかオメガ9とか言われているものです。最近流行っているので聞いたことはあるかと思います。
因みにそれぞれ別名があって、オメガ3はリノレン酸、オメガ6はリノール酸、オメガ9はオレイン酸と記載されていることもあります。
それぞれのオイルによって、どのオメガが最も多く含有されているかが異なります。
代表的なオイルの成分比較
・オメガ3=亜麻仁油(フラックスオイル)、えごま油、しそ油
・オメガ6=大豆油、ごま油、ひまわり油、サラダ油、コーン油
・オメガ9=オリーブオイル、キャノーラ油、菜種油、アボカド油
といったところです。
このうちオメガ3とオメガ6は体内で生成することが出来ないので、食物から摂取しなければなりません。
そしてここからが重要なポイントなんですが、現代人はこのオメガ3とオメガ6のバランスが完全に崩れてしまっています。
基本的に1:1〜1:4くらいまでが正常なのですが、ヒドい人だと1:20くらいの比率になってしまっているようです。
代表的なオイルを見て分かると思いますが、、私たちがよく目にしたり、使ったりするのはほとんどがオメガ6の油ですよね。オリーブオイルは別にしても。
もしかしたらオメガ3の代表的油は一つも聞いたことが無い、という方もいるかもしれません。
また、加工食品に使用されている油もほとんどがオメガ6系の油です。
理由は安いから。大豆油やコーン油は遺伝子組み換え作物を使うこともできますから、圧倒的に安い値段で製造できるわけです。
加工食品に”植物油”とか”植物油脂”とか書いてあったら、ほぼ100%大豆油かコーン油、パーム油と思っていいでしょう。もちろんこの記事を読んでくれている方は、そのような表示のある加工食品は買わないでくださいね!
あとポテトチップスなどのスナック菓子も、間違いなくどちらかの油が使われているはずです。
というわけで、普段使いの油から加工食品に至るまで、ボクらの体はオメガ6の波に埋もれてしまっています。
この状態を改善するためにできることは2つです。
まずは普段使いの油を変えていきましょう!
揚げ物や炒め物にオメガ6の安いサラダ油や大豆油などを使用している方は、比較的熱に強いオメガ9の菜種油を使ってみましょう。
カホクの菜たねサラダ油が低温圧搾法で作られていて安心です。
次にオメガ3の油を積極的に摂取しましょう!
上記に挙げた3種類の油のうちどれでも構いませんので、購入してみてください。スーパーに行けばどれも一種類くらいは売っています。
精製方法的には亜麻仁油が一番信頼性があるようですが、少し高いのが難点です。
最もリーズナブルなのは、エゴマ油です。
こちらは低温圧搾一番絞りのえごま油で比較的どこのスーパーにも置いてあります。
箱に入っているし、低温圧搾とパッケージに書いてあります。
お金に余裕があるならこちらもオススメです。
オメガニュートリション社のオーガニックフラックスオイルです。
オーガニックのフラックスシードから作られた、まさに美と健康を追求する人のためのオイルです。
オメガ3系のオイルは購入後のケアが一段と重要です。
まず、保存は冷蔵庫です。
また日光に当ててはいけないので、遮光ビンに入っている商品か箱に入っている商品を購入し、箱入りのモノを買った場合は、箱を捨てずにその都度箱に入れて冷蔵庫に保管してください。
オメガ3系のオイルは加熱厳禁です!
サラダや納豆にかけたりして、生でお召し上がりください。
1日スプーン1杯でオーケーです。
オメガ3脂肪酸で、体の中から綺麗に、そして無駄な病気にかからない人生を送っていきましょう!
これからのオイル選びの参考になれば幸いです。
※オーガニック野菜をお手頃価格で入手したい場合はこちらの有機野菜宅配会社がオススメです。
大地宅配