こんにちは!
突然ですが、現在お使いのしょうゆ(醤油)は本物のしょうゆですか?
しょうゆの歴史は古く、江戸時代にはすでに同じようなモノが作られていたようです。
そして作り方もそれほど変化していません。
しかし、現在スーパーなどで市販されているものは様々な不要なものが添加されてしまっている商品が多いです。
今回は本物の醤油の選び方についてお伝えします。
醤油の原材料と作り方
まずは、醤油の作り方を簡単にまとめてみます。
材料は大豆、小麦、塩のみです。
初めに蒸した大豆と、炒った小麦を混ぜ合わせ、そこに種麹を加えます。
これを温度や湿度が管理された部屋で保存し、醤油麹を作ります。
次に醤油麹に食塩水を混ぜます。(醤油麹と食塩水を混ぜたものを”もろみ”といいます)
このもろみを木桶で半年以上寝かせます。(現在では大型タンクで寝かせるところが多く、昔ながらの木桶を使用するところは少ないようです)
寝かせている間も、適切な温度管理や、もろみに空気を送り込む”撹拌”という作業等を行い、手間隙かかけて熟成させていきます。
そのようにして出来たもろみを、搾ります。
搾ってできたものが”生しょうゆ”になります。
この生しょうゆは酵素や酵母、乳酸菌がそのまま生きているので、本当は生しょうゆを使えれば健康的には一番良いのですが(おそらく味もめちゃくちゃ美味だと思う)、殺菌や、色や香りの調整のため火入れを行います。
そうして出来たものが、本モノの醤油となります★
ですが、現在の醤油事情は困ったことに、こうしたホンモノの醤油でなく、手抜きされた?製品がメインストリームになっています。
どういうことかというと、脱脂加工大豆を使用していることです。
脱脂加工大豆とは
大豆の油を搾った後に残るカスのことです。ホンモノの大豆ではなく、カスを使って醤油を作っているわけです。
スーパーなどで1ℓ139円とか198円とかで売られている商品は、ほぼ脱脂大豆といって間違いないでしょう。
また、アルコールが添加されている製品も時々見かけます。
これも真っ当に作ってある醤油の場合不要です。余計なものは身体に入れないが鉄則です。
今すぐキッチンへ行って、現在使っている醤油の原材料を調べてみてください。
原材料をチェックして、使われている材料が小麦、大豆、塩だけだったらそのままお使いください。
脱脂大豆やアルコール、その他の材料が記載されていた方は、その商品を使い切った後、新しい醤油を買う際にはぜひホンモノの醤油を購入してみてください。
さらに欲を言えば、使われている大豆や小麦は国産を選ぶのがベターです。
醤油には遺伝子組み換えの表示が義務付けられていないので。
これから醤油を選ぶ際、参考になれば幸いです。