こんにちは!
どんなに健康について無関心な方でも、野菜は食べないよりは食べた方がいいということは頭では分かっているはずです。
しかし、どんなに野菜やフルーツを食べても、食べ方が間違っているとその食材の健康効果が発揮されません。
血糖値対策や健康のためには、何を食べるかももちろん大切ですが、どの順番で食べるかがそれと同じくらい重要です。
今回は美容と健康のための食べる順番についてお伝えします。
体に負担をかけない食べる順番とは
まずは簡単な問題にお答えください。
今日の夕食の献立はこちら。
①ご飯
②焼き魚
③キュウリの漬け物
④わかめと豆腐のみそ汁
⑤ごぼうと人参のきんぴら
⑥みかん
⑦大福
さてどの順番で食べますか?
答えは、
- みかん
- キュウリの漬け物
- ごぼうと人参のきんぴら
- わかめと豆腐のみそ汁
- 焼き魚
- ご飯
- 大福
です。
まず、フルーツは食後のデザートという迷信は忘れてください。
フルーツは食前(空腹時)に食べないと、抗がん作用、抗酸化作用、美容作用などフルーツの素晴らしい効能が享受できません。
フルーツはほとんどが低GI値で、消化もあっという間にされるので、空腹時に食べるには最適です。
出来ればフルーツを食べた後、少し時間を置いてから(20〜30分くらい)食事を始めるのがベストですが、そこらへんはストイックになりすぎることはないでしょう。
数種類のフルーツが並んだ場合、基本的にどのフルーツから食べても良いですが、バナナだけは最後に食べてください。
バナナは糖質も多く含まれており、他のフルーツに比べると血糖値が高めです。
次に食べるべきは生野菜です。
ここでは漬け物が該当します。
野菜は基本的にGI値が低く、抗がん、抗酸化作用も非常に高いです。また生の野菜には酵素がたくさん含まれているので、食前に食べることによりその後の血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
次はきんぴらです。
加熱野菜は生野菜の後に食べた方がベターです。ここでは野菜の中ではGI値の高い人参が入っているので、なおさら後に食べた方がいいですね。
次点のみそ汁ときんぴらは順番を逆にしたり、交互に食べたりしても良いでしょう。
最後におかずと主食を食べます。
これは先に魚を食べてしまって、おかずのないままご飯を食べるのは微妙すぎるので、交互にいただきましょう。
もちろん残っているきんぴらやみそ汁をすすりながらでも構いません。
そしてお楽しみの大福です。
お菓子はその名の通り食後のデザートです。GI値が高く最も血糖値を急上昇させやすい食べものなので、決して食前に食べないでください。
まとめ
食事をする際、まずはフルーツ、生野菜を食べましょう。
これらを初めに食べることによって、フルーツと野菜の健康効果を最大限に享受でき、さらに血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
次が加熱野菜や汁物です。生野菜やフルーツが無い場合は、これらを初めにいただきましょう。
ただし、ジャガイモ、カボチャ、長芋、人参などは血糖値が高めなので、その他の野菜や豆類などからいただきましょう。
動物性食品や主食は最後です。
定食などが出てきた際、いきなりおかずとご飯から食べだす方がいますが、これは最もマズい食べ方です。
玄米ならまだしも、GI値の高い白米を初めに食べてしまっては血糖値は急上昇し、その後いくら生野菜を食べても効果はありません。
白米の血糖値対策としては、雑穀を混ぜるとGI値が低くなります。
雑穀には様々な栄養素も含まれているので、白米が好きな方はぜひ混ぜて食してください。
その他の対策は大根おろしと酢です。
大根おろしにはジアスターゼというでんぷんの消化酵素が含まれています。
よってご飯のお供に大根おろしというのは素晴らしい組み合わせで、消化を助け、血糖値の上昇も緩やかにしてくれます。
ただ、大根おろしはおろしたらすぐに食べるようにしてください。
酢も血糖値の上昇を抑えてくれる優れものです。
サラダのドレッシングに酢を使ったり、酢の物を一品追加したりすると良いです。
ボクは大根おろしに黒酢をかけて食べています。
ダブルパンチで完璧だし、美味しいですよ。
以上美容と健康のための食べる順番についてお伝えしました。
参考になれば幸いです。
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