こんにちは!
前回妊婦さんが絶対摂りたい7つの栄養素とその食品(前編)として3つの重要な栄養素と食べ物を紹介しました。
今回はその続きで、残る4つの栄養素とそれらが多く含まれている食品を紹介します。
妊娠中の方や、これから妊娠される可能性のある方は必見です★
妊娠中に積極的に摂りたい7つの栄養素
まず始めに今回の記事は後編なので、前編を読まれていない方はそちらから読み始めて下さい。
妊娠中に摂りたい栄養素、四つ目はベータカロテンです。
ベータカロテンとは、ビタミンAのことです。
主に野菜やフルーツなどに含まれており、体内でビタミンAに変化します。
ビタミンAは妊婦さんと赤ちゃん双方の健康的な細胞や組織の成長を促進します。
また強力な抗酸化作用も持っているので、アンチエイジング的にも摂りたい栄養素です。
ただ、ビタミンAはベータカロテンとして摂取する分には良いのですが、錠剤などのサプリメントとして摂るのは問題です。
サプリメント等の過剰摂取により、胎児奇形発生の危険度が増すという報告もあります。
反対に欠乏しても胎児奇形が起きる可能性もあるようなので、適度な摂取を心がけたいですね。
ベータカロテンは体内に入ってビタミンAが十分であれば、ビタミンAに変化しないので、摂り過ぎの心配が無くていいです。
ビタミンAも和食+フルーツの普通の食事をしていればそんなに気にする必要もありませんが、最近では食生活も多様化していますので、一応多く含む食品を挙げます。
ビタミンA(ベータカロテン)を多く含む食べ物
にんじん、マンゴー、ホウレン草、小松菜、かぼちゃ、ワカメ
などに多く含まれています。
五つ目はビタミンDです。
ビタミンDはカルシウムバランスを補助したり、妊婦さんと赤ちゃん双方のカルシウムの吸収を助けたりしてくれます。
よってビタミンDも妊娠中の方にとっては重要です。
ビタミンDの摂取法としては、日光に当たるのが有名ですね。
1日15分程度日光に当たれば十分と言われています。
当たり過ぎは逆に良くないです。
又は食品からも摂れます。
ビタミンDを多く含む食品
ヒマワリの種、スプラウト、マッシュルーム、アーモンドミルクや豆乳などに多く含まれています。
六つ目はビタミンCです。
ビタミンCはいろいろなところでその有用性が言われていますね。
美容や健康にとっては、マストな栄養素ですが、もちろん妊婦さんにとっても重要です。
コラーゲンや結合組織の生成、赤血球や骨などの修復、神経システムの促進などにも一役買っている働き者です。
抗酸化作用も非常に高いです。
赤ちゃんのためでもありますが、妊婦さんご自身の美肌や体調のためにも積極的に摂って下さい。
ビタミンCが多く含まれている食品
グレープフルーツ、レモン、オレンジ、スイカ、緑茶、キウイフルーツ、柿、トマト、ブロッコリー、ホウレンソウ、サツマイモ
などなどです。
最後を飾るのは、亜鉛です。
実は体中のほとんどすべての細胞は亜鉛を含んでいます。
亜鉛は細胞の成長や脳の発達に不可欠です。
よって赤ちゃんのためにも妊娠中は積極的に摂りたいですね。
ですが、こちらもサプリメントによる過剰摂取は避けて下さい。
亜鉛を多く含む食品
ブロッコリー、ごま、カシューナッツ、高野豆腐、アーモンド、牡蠣、煮干し
などなどです。
おわりに
以上二回に分けて妊娠中に摂るべき栄養素についてまとめてきました。
記事を書いていて感じたことは、妊娠してから食事に気を使うのではなく、妊娠前から気を使うに越したことはないということです。
今回紹介した食べ物を食べて、ご自身の体調をしっかり整えてください。
また知り合いに妊婦さんが居たらこちらの記事をシェアしてあげて下さい。
日々の食事の中で全ての栄養素を補うのが理想ですが、仕事等で時間がない方はこちらの葉酸サプリが最もバランスが取れていて良いかもしれません。
参考になれば幸いです。