こんにちは!
欧米人の朝食の定番、ミューズリーとシリアルそしてグラノーラ(グラノラ)。
シリアルは日本でも違った意味で一般的ですが、最近ではミューズリーという言葉もちらほら聞かれるようになってきました。
このミューズリーやグラノーラやシリアル、栄養効果の高い様々な食材を一度に摂れるので、正しい選び方や作り方をすれば美容効果抜群のスーパー朝食になります。
ただ、ミューズリーとシリアル、そしてグラノーラって何が違うの?
という方もいるかもしれません。
そこで今回はこの3つの違いと、カンタンに出来るミューズリーレシピ、さらに市販のミューズリーを買う際の賢い選び方とおすすめ商品を紹介します。
ミューズリーとグラノーラ、シリアルの違い
まずはシリアルについてです。
シリアルというのは、穀物のことを指します。
英語ではcerealsです。
穀物というのは、小麦、オーツ麦、ライ麦、ソバ、米、トウモロコシ、大麦などのことです。
この中でシリアルで使われることが多いのは、オーツ麦です。
日本ではオートミールと言った方が馴染みがあるかと思います。
あとは小麦です。
小麦と言っても小麦粉ではなく、小麦胚芽や小麦ふすまが使われます。
日本でもふすまのバーとかがスーパーやコンビニで売られていますね。
その他にもトウモロコシはコーンフレークとして、後は大麦などもシリアルによく使われています。
コーンフレークは別として、これらの穀類は精白される前のものなので、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているのが特徴です。
栄養素抜群なんですね。
これら何種類かの穀類をブレンドされたものが、シリアルとして売り出されています。
日本でシリアルというと、どうしてもコーンフレークのイメージが強いですね。
コーンフレークは揚げたトウモロコシに砂糖やシロップなどを添加したものなので、美容健康面では本当のシリアルとは天と地の差があります。
ぜひ本物のシリアルを食べていただきたいです。
次にミューズリーですが、これは先に挙げたシリアルにナッツやシード、ドライフルーツなどいろいろな食材を足したもののことを言います。
英語ではmuesliです。
こちらはニュージーランドのスーパーマーケットにて。
いろいろな種類のミューズリーが売られています。
シリアル以外で入っている食材で一般的なのは、フラックスシードやヒマワリの種、カボチャの種、カシューナッツやアーモンド、ヘーゼルナッツ、ココナッツフレーク、レーズンやドライクランベリー、などなどです。
栄養価の高い穀類にシードにナッツにフルーツですから、美容的には最高の一品ですね。
さらにそこに豆乳やアーモンドミルクをかけて食べれば、もうそれだけで完璧でしょう。
基本的に何を絶対入れなきゃいけないということはないので、自分の好きな食材を組み合わせてオリジナルのミューズリーを作ってみると面白いです。
ただ初めは何を組み合わせたらいいかわからないかもしれません。
そんな方はこちらのヘルシーミューズリーレシピをご覧下さい。
一つ一つ食材を買うのはめんどくさいという方は、市販されているミューズリーから始めてみて下さい。
おすすめはこちら。
オーツ、サルタナレーズン、麦芽フレーク、小麦フレーク、大麦フレーク、種なし干しぶどう、カラント、ナツメヤシ、ひまわりの種、ココナッツチップ、バナナチップ、ヘーゼルナッツ、アーモンドフレーク、カルダモンと至れり尽くせりの食材が入っています。
そして、これが一番重要なポイントですが、
砂糖、塩、油が不使用です。
市販のミューズリーを購入する際はこの点に注意して下さい。
特にドライフルーツが入っているミューズリーは、ドライフルーツに砂糖や植物油、保存料が添加されている可能性があります。
あとはコーンフレークにも砂糖や油が添加されていることがあるので要注意です。
甘さが足りない場合は、ハチミツやアガベシロップを少し足して食べるとグッドです!
原材料表示をよく見てから購入して下さい。
最後に、これら2つとよく似た料理?でグラノーラ(グラノラ)というモノがあります。
最近ではちょっとしたブームの様になっているので、ご存知のことかと思います。
カルビーのフルーツグラノーラが有名だと思います。
英語ではgranolaです。
これは材料的にはミューズリーとほとんど同じなのですが、加熱処理をしているかいないかの違いがあります。
グラノーラは材料を混ぜてオーブンで焼きます。
ですので、食物の酵素が破壊されてしまっています。
美容と健康のことを考えるならば、ミューズリーの方がグッドですね。
因みにカルビーのフルーツグラノーラ(フルグラ)は名前だけ聞くとヘルシーな感じがしますが、実はコーンフレークよりさらにヒドく、砂糖とブドウ糖果糖液糖と油と添加物の塊です。
いろんなフルーツが入っていますが、それも油と砂糖漬けしたものです。
全くヘルシーでないので、出来れば避けた方がよいでしょう。
これからの素晴らしい朝食の参考になれば幸いです。