こんにちは!
もはや日本の朝食の顔と言っても過言ではない食パン。
スーパーに行くといろいろなメーカーから様々な食パンが市販されています。
人によってはお気に入りの食パンを毎日食べているという方もいるでしょう。
今回はそんな市販の食パンを人気商品を中心に徹底検証し、最も健康に良いと思われる商品を見つけてみたいと思います。
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最も体に良い市販の食パンは?
まずは有名な市販の食パンの原材料をチェックしてみましょう。
※ヤマザキ ダブルソフト
小麦粉、糖類、ショートニング、マーガリン、パン酵母、全卵、脱脂粉乳、ナチュラルチーズ、牛乳、発酵種、植物油脂、乳清ミネラル、乳化剤、イーストフード、香料、V.C
※ヤマザキ 新食感宣言
小麦粉、糖類、ファットスプレッド、米粉、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、発酵種、加工デンプン、乳化剤、酢酸Na、糊料(増粘多糖類)、イーストフード、V.C
※ヤマザキ 芳醇
小麦粉、糖類、マーガリン、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、植物油脂、醸造酢、乳化剤、イーストフード、V.C
※ヤマザキ ふんわり食パン
小麦粉、糖類、植物油脂、パン酵母、ファットスプレッド、食塩、発酵種、脱脂粉乳、乳化剤、酢酸Na、糊料(キサンタン)、イーストフード、甘味料(ステビア)、香料、V.C
ヤマザキの食パンは添加物の嵐になってますね。
お次はパスコです。
※Pasco 超熟
小麦粉、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉
※Pasco 麦のめぐみ全粒粉入り食パン
小麦粉、糖類、ショートニング、小麦ふすま、小麦全粒粉、パン酵母、食物繊維、ライ麦粉、小麦たんぱく、食塩、醸造酢、玄米粉、米粉
次はフジパンです。
※フジパン 本仕込
小麦粉、砂糖、脱脂粉乳、食塩、バター入りマーガリン、ショートニング、パン酵母、発酵風味料、乳化剤、V.C
※フジパン スマイルファミリー
小麦粉、砂糖、マーガリン、食塩、パン酵母、乳等を主要原料とする食品、乳化剤、酢酸Na、イーストフード、V.C
以上です。お疲れさまでした。
最も健康的な市販食パンは!
残念ながら、このサイトで胸を張っておすすめ出来る商品は一つもありません。
パスコの超熟は余計な添加物入ってないのにダメなの?
と思った方がいるかもしれませんが、マーガリンが入っている時点でアウトです。
マーガリンはトランス脂肪酸の代表と言っても良い食品で、美容と健康には大敵です。(トランス脂肪酸が含まれている食品についてはこちら)
ただこうして列挙してみると市販の食パン、特にヤマザキの商品はもはやパンという名のトランス脂肪酸と添加物の塊です。
後は、「全粒粉入り」などのうたい文句がついているとついつい健康そうだなと感じてしまいますが、よく見ると全粒粉が少しだけしか入ってなかったり、ショートニングや糖類などいろんな物が混入されていたりするので注意して下さい。
ヘルシー系の釣り文句にダマされないようにしましょう。
まとめ
美容やアンチエイジングの観点から見ると市販の食パンで食べられる商品はありません。
食パンは自然食品店のようなお店か真っ当な作り方をしている個人店のパン屋で買うのが良いでしょう。
ただどうしても食パンが食べたいけど、食パンごときに高いお金を払うのはちょっとという方はパスコが2015年春に発売した超熟国産小麦という商品がおすすめです。
こちらの商品は2つの画期的なポイントがあります。
一つは100%国産小麦使用という点です。
大手メーカーの食パンというのは、基本的に安い輸入小麦を使用しています。
よって当然ポストハーベストの問題等が出てきますね。
実はこのポストハーベストというのが大問題でして、間違いなく小麦は国産のものにしたほうが良いです。
輸入小麦についてはまた別の記事でお伝えできればと思います。
二つ目は、なんとマーガリン、ショートニング不使用です!
上記の原材料表を見てもらえれば分かりますが、大手メーカーの食パンにはほぼ100%マーガリンかショートニングが入っています。
しかし、超熟国産小麦はマーガリンを使用せず、ちゃんとバターを使用しています。
しかも超熟の商品なので、余計な添加物は入っていません。
これは大手メーカーとしては画期的商品です。
以上、市販の食パンについて長々と語ってきました。
パン自体は健康的なものではないので食べないに越したことはないですが、その中でもなるべくリスクのないものを選んでいきたいですね。
皆さんのパンライフの参考になれば幸いです★